野田市のたいよう接骨院・たいよう鍼灸院では怪我や交通事故治療が受けられます

• 2022年01月20日
• カテゴリー：東洋医学 症例報告

2022年　早いもので1月20日（大寒）ですね。こんにちは、たいよう接骨院・鈴木です。
昨年末に突発性難聴が私を襲いました。前日の寝る前までは、通常とおりに聞こえていましたが、
起床時に『何だかウーウー騒がしいなぁ、火事か？』と浅い眠りから目覚める時にそのように思いました。
シッカリと目覚めたら、右の耳が聞こえづらくて高めの音で【キー】とか、【ピー】のような耳鳴りがしていました。
突発性難聴だろうな…と思い、日曜だし病院（耳鼻科）は明日受診だな。という感じで自分で鍼灸治療をしました。

突発性難聴は（発症から3日が勝負なので）早期に手当するのが良いのです。とは言っても、鍼灸治療にも得手不得手とがあります。
しかも、これが突発性難聴なのか？聴神経（第８脳神経）の病変なのか？確定していませんからね…

私は、もし突発性難聴ならばあの薬が処方されると存じていますので、『新型コロナ・ハザードのさなかに、あれはちとキツイなぁ。』という事で①自分の胃腸を整える②肝臓・腎臓を強化する③あの薬に耐えうる前処置（副腎治療&免疫処置）
という治療戦略にて鍼灸治療をしました。

翌日に近隣の耳鼻科を受診して【突発性難聴】と診断を受け、例のあの薬と胃腸薬と神経の回復を手伝うという薬を頂き、服用開始。
この間は、肝臓・腎臓・副腎の強化するツボに※置き針を継続しておりました。
やはり早期の治療が肝腎でした。服用から２，3日で耳鳴りと難聴のレベルが５０％減少
7日、10日と服用を続け７０％、９０％と減少し14日経過して処方された薬を飲み切るころには、ほぼ回復しました。

14日後、再び耳鼻科を受診。聴力検査でも【聴こえ】が回復し耳鳴りもなくなりましたので、医師から「もう大丈夫でしょう。
ただこれは再発することが多いので、年末になるのであと2週間分の漢方薬を神経・胃腸のお薬を出しておきます。服用してください」
と言われ、耳鼻科を後にしました。

※置き針　ツボは微妙に位置が変動しますので、3・４日に一度、確認して交換していました。（季節にて、汗やら何やらでの衛生管理のため日数は変化します）