よくある質問
こんにちは。たいよう接骨院・たいよう鍼灸院の鈴木です。
症例 坐骨神経痛 80才 男性
主訴 20年前から続く両下肢のシビレ感と脱力感
20年前(59ー60歳時)に腰痛と両足のシビレ感(左下肢に著明)があり、整形外科を受診。坐骨神経痛と診断されて転院、手術の出来る都内の病院にて手術を受けるがシビレ感が収まらず、段々と脱力感も出てきた。その後は地元の病院で鎮痛剤などにて症状をコントロールしていた。
2021年に当院に来院し鍼灸治療を受ける。
SLR 右60~80度 左60~80度 ボンネットテスト 左>右
触診にてL(腰椎5番)エリアが陥凹 ケンプテスト 左右マイナス
当時のOPEはレーザー治療を受けたと本人より聴取する(整形外科&リハビリに10年研修し、レーザー療法は比較的軽症の椎間板ヘルニアに適応と学んでおります。今現在どうかはわかりません…加えて椎間板ヘルニアは若い世代に多く、40代以上では変形要素が多くなると学んでますので、当時の本患者さんの椎間板は若かったのか、と想像しました。)
上記の臨床テストで現在は腰椎すべり症、及び梨状筋症候群があるのでは?と判断します。
治療
電療にて腰臀部の筋、坐骨神経に沿って刺激。超音波にてL5/S1エリア、及び梨状筋(坐骨神経絞扼部)に刺激。
鍼灸にて同部位(腰臀部の筋&坐骨神経の領域)に鍼灸治療を行う。
5回の治療にてシビレ感はほぼ無くなりました。
正直にこれは早いです。神経痛でしかも20年続いている状態ですので、逆に私が驚嘆するほどです。しかし順当に20年脱力感が続いているので、こちらの再教育の方が大変かもしれない、と考えます。
しかし、鍼灸治療にてシビレ感が見る見るうちに減少・消失したことは確かな事です。
つらい症状にて困っている方の選択肢に鍼灸治療が加わると幸いです。
たいよう接骨院
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