野田市のたいよう接骨院・たいよう鍼灸院では怪我や交通事故治療が受けられます

• 2020年03月10日
• カテゴリー：症例報告

今日は肘内障で来院されました方が、前回の経験・前の治療師に『肘内障が発生したら1時間以内に治療しないとダメ』と言われたと言っていました。

否定はしません、確かに早く整復した方が良いです。
しかし救命救急センターなどでも、ＯＰＥの前に検査はします。整形外科に勤務していた時にも医師は必要とあらばレントゲン検査を実施するであろうと知っております。
私の経験にも肘内障と不全骨折の合併という例もございます。

1時間で肘がダメになるとか、整復できなくなる、などとは御座いませんので安心してください。ただ親としては可愛い我が子が心配でたまらない、と思います。私にも子がおりますので多少は親心を知っているつもりです。

シッカリと観察してから・落ち着いてから治療・整復した方が良いです。
今回は合併も無く、お子様が落ち着いていたので、整復したときに患側の肘に『クリっ』という触感が伝わり、飴をあげると患側の腕を使いましたので整復完了・治療終了です。
元気な感じで小児と保護者は当院をあとにしました。

冷静さ肝腎ですね。しかし新型コロナウィルス同様、デマやガセネタ・誤った情報には気を付けたいですね。
私も情報を発信するときには、気をつけます。