よくある質問
症例 大腿骨頸部骨折(OPE後の痛み・人工関節置換術)
先日、大腿部および鼠径部に痛みを訴え来院された方がおりました。
上記の通り、人工関節。歩くことは出来るが傷周囲の引き攣れが辛く、安心して歩けない・寝返りなどもツライ。
治療の戦略として、股関節部の傷の痛みと引き攣れ・東洋医学的にOPE後には必発(瘀血・傷の引き攣れや癒着で、いわゆる循環障害が起こる)これらを如何に緩和するか消失させるか?ここがポイントとなります
①瘀血治療 ②股関節前面は消化器のツボの流れがあるので、これを整える。③鼠径部痛の減少 ④痛む傷の治療
と、このような感じの戦略になります。
1回目(1d)腹診にて瘀血の存在、脈診にて胃の気(消化器の調子の悪さ)を確認、鼠径部にも圧痛がありました。①②③の鍼灸治療をして、状態が改善し、鼠径部・傷周囲も触診できるようになったので、傷の痛むところに直接鍼治療をする。
引き攣れ感がかなり減少(VAS10→3)
刺激を入れすぎると疲れてしまうので、初回はここまで。
2回目(2d)傷周囲におきまして置き鍼を留鍼
3回目(4d)初日同様に鍼灸と傷周囲に置き鍼
4回目(7d)引き攣れがかなり良いので股関節の運動療法と傷周囲に置き鍼
5回目(9d)初日同様の鍼灸治療実施(股関節部の所見が減弱しなかったのでツボを変更)
痛みや歩行の不安感がほぼなくなった。
6回目(15d)症状がかなり減少・傷の痛みや引き攣れが少し気になる。
瘀血・鼠径部のツボと傷周囲に置き鍼を留鍼。
7回目(17d)大分良いので6回目と同様のツボに鍼灸治療する。症状・ほぼ気にならない
なかなか傷に対する治療がないので、やはり鍼灸治療は守備範囲が広い。
しかも、効果的であると思われる(ただ個人差もあるのですが…)。
今月は幻肢痛(ファントムペイン)も鍼灸治療を行いました。
やっぱ凄いぞ鍼灸!です。
写真はイメージです。
たいよう接骨院
たいよう鍼灸院
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