野田市のたいよう接骨院・たいよう鍼灸院では怪我や交通事故治療が受けられます

• 2016年09月20日
• カテゴリー：症例報告

患者さんの声

主訴：左膝の痛み。
原因：スポーツ活動時にねじる。

理学所見：可動域はFULL（しっかりと動く・痛みあり）腫脹あり
アプレイ＆マクマレーテスト陽性（半月板損傷を示す）

上記所見より、半月板損傷を疑う。
1ST（第一段階の）治療は鎮痛・安静固定を主眼とした治療。
2ND（第二段階の）治療は体幹・股関節・膝周囲の筋力増強。
3RD（第三段階の）治療はコンディショニング

この方はスポーツ活動等で活発な方で筋力・根性があります。しかし肝心の膝周囲・体幹の筋力が弱い…
持前の根性で運動訓練の結果、案外早めに痛みが減少しました。
ただ、靴底のすり減り方が特徴的ですので、足の内反（つまりO脚）を示唆してました。

そこでインソール（足底板）とO脚と膝の痛みとの関連を伝え、足底板を治療に導入。
その後、膝の感じが良い。とお声をいただきました。

ただ、半月板は完全回復したわけではないので注意が必要。
しかし、安静ばかりでは機能・体力・筋力が落ちるのでできることはやってもいいのです、やりすぎに注意です、と指導しました。

後日、新聞の健康欄を持って来院。
『うちの近くで新聞（で取材を受けるような先生）と同じような治療が受けられるところができて、うれしい・良かった！』と、私にも最高な褒め言葉をいただきました。

半月板って外側1/3は治りやすい、でも内側2/3のところは治りにくいのです。
私の右膝の半月板も損傷（水平断裂）してます、でも自分で治療・筋トレ・足底板でリハビリして、今は膝痛を気にせずバスケットボール・合気道・筋トレそして仕事と日々を過ごしております。

追伸
とはいえ、本症例はまだ完治した訳ではないので、ご容赦下さい。