野田市のたいよう接骨院・たいよう鍼灸院では怪我や交通事故治療が受けられます

• 2018年09月10日
• カテゴリー：症例報告

手首の痛み
女性　６０～７０代
重いものを持った時に、手首が痛くなったと訴え来院。

症状　手首・小指側が痛む。手を振る、曲げる、伸ばす。床などに手をついて体重が掛かると痛む。
手首の小指側に腫れ

痛む場所・ケガをした流れ（何をして・どん感じでケガしたか？）を聞いて、舟状骨骨折・月状骨骨折は無いだろうと推測できる。

ここで注意するのは、痛む部位と徒手検査からＴＦＣ部の損傷が疑われる、ということです。
これは三角繊維軟骨といわれ、レントゲンでは映りません。
しかも、手関節の捻挫をして扱われるも、通常の捻挫を異なり、多少長めの治療期間を要することになるという事を念頭に置いておく必要があります。

ＴＦＣは肘辺りから、手首を動かす筋肉が手首・ＴＦＣを超えて手根骨辺りまで筋肉の走行がありますので、手首だけ治療していても、回復が悪いのです。

肘から手のひらまで、固定をしようとは思いません。やった方が良くても、日常生活に支障をきたすことが多々ありますので、
手関節周囲のみ固定します。

いわゆる手関節の捻挫なら、２週間と考えますが、ＴＦＣは６～８週間は見ておく方がよいと思います。
たかが捻挫、されど捻挫です。
当院は医師のもと、整形外科で研修して参りましたので、たくさんの臨床経験を積ませて頂きました、安心してご利用ください。

上記の写真はイメージです。
モデルは私自身です。