野田市のたいよう接骨院・たいよう鍼灸院では怪我や交通事故治療が受けられます

• 2018年07月13日
• カテゴリー：東洋医学 症例報告

主訴　ふらつく＆めまい感・ふわふわ感　７０代　男性

上記の症状を訴え、まずは病院にて、MIR等の検査を受ける
耳鼻科領域では三半規管や前庭などに問題はなく、脳外科領域でも、特に問題がないといわれた。
ただ、『椎骨動脈・脳底動脈が狭い？細いかな？』と言われ、経過観察にて特に治療の手立てが無い、と言われ当院に来院する。

私の見解として、医学的に早急に手術やらなにやら、という状態でない事は幸いです。
問題がないのに何故ふらつき・めまい感・ふわふわ感があるか？MRIで椎骨A（動脈）＆脳底Aが狭い・細い、という医師の見解が正しいし、これが原因と思われる。椎骨・脳底Aは脳幹（延髄・橋・中脳・間脳）と小脳、後頭部を栄養します。
そして、特に小脳・橋・延髄は平衡感覚と密接につながるのです。

西洋医学では経過観察でも、東洋医学・鍼灸には椎骨・脳底動脈の血液循環を良くするツボ・治療戦略があります！

写真では最終的に頸・後頭部付近を緩ませるところを、撮ってます（もちろん患者様の了解は得てます）。
椎骨脳底動脈処置を終えたあとの治療戦略というところです。
鍼灸治療後、頭・後頭部が厚い何かで覆われた感じがなくなり、ふらつき感・ふわふわ感・めまい感が弱くなった？或いはそんな感じはしないかも…といわれた。

人の体は、1回の施術でスッカリ変化して、永続することは残念ながらありません。
自分の回復力のなかで、ゆっくりと変化して、定着してゆきます。できれば週1回、現代人は忙しいので月2回。
鍼灸には何らかの手立てがございます、健康寿命を延ばす治療手段の一つにして頂ければ幸福です。

やっぱり、凄いぞ鍼灸！！