野田市のたいよう接骨院・たいよう鍼灸院では怪我や交通事故治療が受けられます

• 2018年04月16日
• カテゴリー：東洋医学 症例報告

症例報告　２０～３０年続く耳鳴り
男性　７０才以上

１０年前から特にひどく、耳鼻科で診て頂き薬を服用するが、なかなか改善しないと訴え来院
飛行機等での気圧の変化・疲れなどで耳鳴りの強さに変化がある。
家族歴（父方の家系）に耳鳴りあり。OPE（手術）をうけた経験あり。

脉診にて、緊・胃の気の欠乏・尺中が弱めな感じ
上記より治療戦略は、①胃の気・瘀血・免疫②副腎・少陽治療③耳周辺の局所鍼を実施

耳鳴りの鍼灸治療は結構行いますが本症例は１回の施術でかなり劇的に効果を上げたので紹介いたします。
患者様にも個人が特定できるであろう情報と顔を写さないことで、ウェブにアップする承諾を頂きました。

③までの治療でイマイチの感じなので、胸鎖乳突筋を緩める＆肩上部を緩めることを企図して
天牖・風池・肩井・百会に施術
特に肩井・百会は効いたようです、耳鳴りレベルが一気に２～３に落ちました。（鍼灸前をLv１０とする）

前述のとおり、気候・気圧・疲労の関係で再燃すると思われますし、実は感覚器の問題は解決しづらいのです。
だからこそ、耳・目は大切にして欲しいのです（スマホ・ヘッドフォンの多用は危険ですよ）。

とはいえ、やっぱり凄いぞ鍼灸！！あきらめないで下さい。