よくある質問
先日、肩の凝り・背中の張りなどを主訴に来院された方がおりました。
話を聞いていくと、胸部の痛みや家族歴に心臓関係の疾患を有するということで、かかりつけの医師に一度、診てもらって下さい、と伝えました。
東洋医学的な考えで瘀血(オケツ)/体外に排出できなかった古い血。がベースにあると見立てました。
これらは、左の下腹部から肝臓方向へとのぼり、やがては心臓・頭部へと瘀血が溜まって、様々な病態を出してゆくわけです。西洋医学的(解剖・生理学的)に考えても、脚・腹部の静脈血はいったん肝臓に行き、肝臓から心臓に戻り、再び栄養素・酸素を蓄えて動脈血として全身を巡るので、どの立場で考えてもよいのです。
しかし今回の症例は再来院されたときに、私と同じようなことを循環器の医師に言われた、と話を伺いました。
何らかの原因で生理不順になったり閉経などで本来なら排出されるはずの古い血が体にあると、狭心症のような症状がでることがある、とのことです。
この話を聞いた時に私の中で、西洋医学と東洋医学とがさらに強く結びついたのです。
ただ、医師に『心電図をとっても症状が出てる時でないと心電図に表れないかいら、たぶん異常はでないよ。経過を見て行きましょう。』という感じです。
やっぱり未病のうちに鍼灸で全身調整をして、大病の予防に努めるのが良いなぁ、と痛感しました。
瘀血は加齢・捻じれ・肥満や姿勢の不良で更に追い打ちをかけますので、何も女性だけの問題ではないので、男の方も楽観できません。手術(オペ)で開腹したら瘀血はついて回ります。
手術を否定するのではないんです、必要な方法ならオペをしたのちに、医師の診察を受け、体調改善に鍼灸というような流れを作るとよいと思います。
この患者さまは、再来院されたときに鍼灸をして、肩の痛み・背中の張り・胸部痛もかなりとれた、とのことです。
月に1回か、2週に1回というように鍼灸治療ができればよいな。
勿論、かかりつけの医師の診察も大事です。
東洋医学って眉唾でも嘘っぱちでもないと、ある意味裏付けが取れましたね。
了承を得ましたので症例報告いたします。
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